Canvaシートの使い方とAI機能で広がるデータ活用の可能性
Canvaはデザインだけでなく、表計算やデータの可視化にも対応しています。この記事では、Canvaの新機能「Canvaシート」の基本操作と、AIを活用した便利なツール「マジックグラフ」「マジック分析」の使い方を初心者向けに解説します。
Canvaシートとは?
Canvaシートは、GoogleスプレッドシートやExcelに近い感覚で使える表計算機能です。視覚的に美しく、グラフや図表も簡単に作れるのが特徴です。
Canvaシートの基本的な使い方
1. Canvaシートの開き方と新規作成
Canvaのホーム画面で「シート」と検索し、「空白のシート」を選択。これで新しい表を作成できます。Excel感覚でセルに文字や数字を入力していくだけでOKです。
2. セルの装飾・画像やアイコンの挿入
Canvaシートの魅力は、セルの背景色変更、アイコン挿入、フォント変更などが直感的にできる点です。データの視認性もデザイン性もアップします。
CanvaのAI機能で作業効率UP!
3. マジックグラフでグラフを自動作成
表データを選択した状態で上部メニューの「マジックグラフ」をクリックすると、AIが最適なグラフ(棒グラフ・円グラフなど)を提案してくれます。
★ポイント: カラーやスタイルもCanvaのテンプレートで自動適用されるため、見た目もプロっぽい仕上がりに!
4. マジック作文で関数・計算式も自動生成
Canvaシート上で右クリックまたはメニューから「マジック作文(Magic Write)」を選択し、以下のように自然文で入力してみましょう:
「利益の計算とデータから問題点を分析して」
すると、自動で利益が計算され、データから問題点を抽出してくれます。
活用例:
・平均売上を求めたい →「売上の平均を出す関数」
・ランキング順に並べたい →「売上順に並び替えて」
など、自然な言葉での指示にAIが応えてくれます。
5. マジック分析でデータをAIが解説
マジック分析では、表に入力した数値データをAIが自動的に要約・分析してくれます。「どの数値が目立つか」「平均・最大値」などの傾向が一目瞭然に。
注意: 現時点(2025年7月)では、マジック分析は英語UIをベースに動作しており、アカウントによっては表示されないこともあります。
テンプレートを活用して資料の完成度アップ
Canvaには「営業報告書」「売上レポート」「SNS分析」など、多くのテンプレートがあります。シートに入力した内容をもとに、デザインテンプレートへ簡単に反映可能です。
シートで作ったデータを「プレゼン資料」にも活用できるのはCanvaならではの強みです。
まとめ:Canvaシート+AIで資料作成の質と効率を向上!
Canvaシートは、視覚的に優れた表作成と、AIによるデータ分析・可視化が一体化した新世代のツールです。無料でも使える機能が多く、副業や業務効率化に活かせる可能性大!まずは触ってみて、その便利さを実感してみてください。